大学生と言えば学業以外にもサークルや旅行、仲間と飲みに行ったりと楽しいイベントが多いですが、何をするにもお金がかかってきます。
そのためにバイトをしている時間というのは決して短くはなく学生生活の一部となるので、何のバイトをするかによって学生時代の満足度は変わってきてしまいます。
今回はそんな数あるアルバイトの中でも、高校生や大学生の間で比較的経験したことのある人が多い「コンビニ店員」について話していこうともいます!
大学生のバイト選び「コンビニ」
先ほども言ったように、コンビニでバイトをした事のある学生は非常に多いです。
それもそのはず、コンビニの数がめちゃくちゃある上に、今はどこも24時間営業が基本なので、常に誰かが働いていないといけません。
それに、数が多いのでどこの家の近くにもあるので比較的通うのが楽というメリットも大きいです。しかし
コンビニ店員は忙しいって聞くけど実際どうなの?
という疑問を持った方も多いと思います。
そこで今回はこういった疑問を解消しつつ、具体的な仕事内容や職場の雰囲気、シフトの柔軟性などをお話ししていきます。
仕事内容と忙しさ
この「忙しさ」に関しては、多くの人がバイトを決める上で重要視するところだと思います。
まず結論から言うと、「最初の3ヶ月は忙しい」です。
なぜかと言うと、コンビニバイトは基本的に新人でもベテランでもやる事は同じです。
なので、最初だけは覚えることが多かったり慣れなかったりして大変な事もあるかもしれないです。
しかし長くて3ヶ月、早い人だと1ヶ月くらいで慣れてしまいますし、慣れてきたからと言って仕事内容が高度になる事もないので、ここさえ超えてしまえばそこまで大変とは感じなくなります。
次はその仕事内容です。大きく分けるとこんなものがあります。
- レジ打ち
- 掃除
- ゴミ出し
- 品出し、補充
- 廃棄処理
- 新聞や雑誌の交換
- その他客の対応
それぞれ軽く解説していきます。
レジ打ちは言うまでもまでもないと思いますが、最近のキャッシュレス化の影響で、様々な支払い形態が増えるとレジ作業で覚えることが増えますが、そこまで難しいことはありません。
次に掃除ですが、これはフロア全体の清掃はもちろんのこと、店舗によってはイートインコーナーがあるので、その清掃も含まれます。更に、店の中にトイレがある店舗ではトイレ清掃もしなくてはいけません。ただ、駅構内のコンビニであればトイレが無い店舗が多いので、もし店舗で迷ったら、駅構内のトイレがないところを選ぶと多少は楽になるかもしれません。
ゴミ出しは、毎日決まった時間に溜まったゴミを捨てにいき、ゴミ箱内のビニール袋を入れ替えます。これは結んで持っていくだけなので割と楽です。
品出し、補充についてですが、配送業者が毎日決まった時間に商品を運んでくるので、その搬入を手伝い、それから必要な分を商品棚に並べます。唯一、飲み物のコーナーに関してはウォークと言う、飲み物の裏のスペースから在庫を補充する作業があります。
廃棄処理は、パンやサラダ、デザートなど、それぞれの種類によって廃棄時間が決められており、その廃棄時間になったら古い商品を廃棄に出す、といった作業になります。後で詳しく書いていますが、廃棄商品だからと言って悪くなっている訳では無いので、商品によってはシフトの休憩時間に無料で食べる事も出来ます。僕の知っているところでは24時間の間に5回廃棄のタイミングがありました。
新聞や雑誌の交換もあります。新聞を置いているところは毎日変えなければいけないですし、雑誌でも週刊のものであれば週毎に、月間のものだったら月毎に変えます。しかし何となく分かる通り、これはかなり楽です。
その他客の対応についてですが、これは別にコンビニに限らず、お客さんがいる職場であればどこでもあると思います。例えばプリンターの使い方を聞いてくる人だったり、道を訪ねる人もいます。唯一厄介なのはクレームを入れてくる人ですが、これの処理は責任者がやるので、バイトには関係ありません。
時間帯別に見る忙しさ
ここでは、忙しさについて時間帯別に詳しく見ていきます。
ただこの忙しさについては店舗によって違うので、一概にこうというのは言えません。ですが、この混み具合が顕著に現れやすいのは駅構内の人がよく通るところや、都内などの周辺にオフィスが多いところです。
まずは社会人の通勤前である7時ごろはかなり混みます。
そして昼休憩の時間である12-13時頃も混みます。
しかしそれを超えて15時あたりにはかなり落ち着います。
それから16-19時頃になればまた混んできますが、19時以降になれば一斉に人が来ることはなくなるのであまり混まなくなります。
なので、なるべく忙しくない時間帯に働こうと思ったら夜勤がおすすめですが、それでも朝7頃だけは忙しくなります。
後は台風などの自然災害の前日や、近くでイベントがある日なんかは急に忙しくなったりします。
店員の年齢層と職場の雰囲気
まず、コンビニ定員というのは9割がアルバイトで1割が社員です。
そしてさらにアルバイトの中でも学生が大半で、高校生と大学生が同じくらいです。残りはほとんどがフリーターです。
そして職場(シフト中)の雰囲気ですが、暇な時間帯であれば店員同士で話している事も出来ます。特にレジにいる時は客が来ないと割と暇なので、喋っているくらいしかやることがありません。
とは言え、コンビニバイトには本当に様々な人がいます。なので、職場の人間関係で多少の合う合わないが出てくるかもしれません。
しかし逆に言えば、色々な人がいるので自分と波長が合う人を見つけやすいのもポイントです。
合う合わないに関わらず、コンビニバイトの仕事は個人プレーなので、特に仕事中に喋る必要はないですが、暇な時間帯は話しながら出来るので、人によっては結構楽しいです。
休憩とまかない
先ほども軽く言いましたが、コンビニバイトでは廃棄になってしまう食品をまかないとして休憩時間中に食べることができます。(持ち帰りはNG)
廃棄になってしまうとはいえ、別に賞味期限が切れてる訳でもないですし、悪くなったりはしてないので普通にコンビニに置いてある食品と変わらないです。と言うより悪くなる直前の商品を売っている訳ないですしね。
とは言え、どの廃棄食品を食べれるかは店舗によります。
特に、レジ横に置いてあるホットフード(チキンとか焼き鳥とか)は、廃棄だからと言って食べれないところが多いです。
これをOKにしてしまうと、わざと多めに作って余らせて自分たちで食べるなんて事にもなりかねないですからね。
ただ、1日フルタイムで入っても休憩の時の食費がかからないのは非常にありがたいです。飲食店なんかのまかないでも社員割で何割か払うという形態が多いですからね。
シフトの柔軟性
これもバイトを選ぶ上で重要視しなくてはいけないポイントですが、一番店舗によって差があるところでもあります。
シフト提出も、曜日固定だったり月ごとに決めてたりと、決め方は場所によって違います。ちなみに僕が知っているところでは曜日固定だったので特に月ごとに提出したりと言うことは無かったです。
直前になって急用が出来た場合、基本的には変わりの人を探してから店長に申告するという形態のところが多いです。しかし場所によっては自分で代わりを見つけなくても柔軟に対応してくれることもあります。
これらは、実際に面接の時に詳しく聞いてみるのがいいです。
研修について
もちろんいきなり実務に駆り出される訳ではなく、初めはきちんと研修があります。
研修期間は、僕の知っているファミリーマートの某店舗を例に出すと、2.5時間の研修と0.5時間の実務研修の計3時間を2日間。
なので計6時間が研修期間として用意されていました。他のバイトと比べたら意外と短めの設定です。
研修期間は一番簡単な作業である、レジを主にやります。レジのトレーニングモードで勉強したり、レジのポイントカードや電子マネーなどの使い方を店長が色々教えてくれます。
懸念点
ただ安易に選ぶ前に考えて欲しいのが、そこ周辺の治安がどうかです。
地域の治安によっては店内で暴れられたり、泥酔客が多かったり理不尽すぎるクレーマーが定期的に来るなど、割と大変な仕事にもなりかねないので、出来れば治安のいい地域の店舗でやるのがいいです。
コンビニバイトは一度経験してしまえば、どのコンビニのどの店舗でもやることは基本的に変わらないので、そのコンビニの店長と波長が合わないとか、嫌な客が来るなので辞めたとしても、また別のコンビニに移れば同じように慣れた状態から働き始められるのが特徴です。
一番大事なのは、働く前に一度客として一回店舗に足を運んでみて空気を味わって、店員の様子を見ておくと失敗が少なくて済むかもしれません。
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