今では、世界中のほとんどの人がSNSを利用していますよね。
それに伴い、最近はSNSを利用したビジネスをしている人が急増しています。
SNSを使ったビジネスというと【集客・物販】がほとんどですが、今回はその中でも
Instagramを使った物販について解説していきます。
物販の基本的な考え方
日本人の購買行動
物販というのは個人を相手にする訳ですから、その買い手である個人の行動理念や感情を把握しておかなければいけない訳です。
そしてこれを見ている人のほとんどは、日本人に対して物を売りたい人が多いと思います。
なので、日本人をマーケットにする時には日本人の最低限の購買行動を理解しておく必要があります。
では、日本人が一番の行動基軸はなにかと言うと、安定を求める傾向が高いです。
日本人は、他の国と比べてリピート率が非常に高いです。
どういう事かと言うと…
どこで買うかより、誰から買うか
これを重要視している人がとても多いのです。
同じお店の同じ担当の人から買いたい!
とか
この人から手紙きたらほぼ買う!
とか。
通販でも、ヤフオクで買うと決めたらそこでしか買わないですし、Amazonで買うと決めたら楽天では買わない人が多いです。
今ではプライム会員などのシステムもあるので、さらにその傾向が強いです。
薄利多売で顧客を獲得
物販の基本理念としては、いかに安く仕入れて高く売るか。を考えるのが重要だというのは誰でも分かると思います。
しかしそれ以上に重要な事が、顧客を獲得する事です!
先ほど言ったように、日本人は毎回固定の場所で買い物をする傾向が強いです。
なので、まずは自分のストアの存在を知ってもらう事が何より重要な上、難しいのです。
逆に言えば、一度自分のところで物を買ってもらう事ができれば、その後も継続して買ってもらえる可能性が高いです。
その為には、とにかく沢山物を売る事が重要なので、最初のうちはとにかく利益よりも、出来る限り値段を下げて出来る限り多くの人に買ってもらう事を意識しましょう。
Instagram物販の利点
物販にInstagramを利用するメリットは大きく分けて3つあります。
それぞれ解説していきます。
1.フォロワーが顧客になる
これはとても簡単で、フォロワーが増えるという事はつまり自分のストアの存在を知っている人が増える訳です。
なので、自分のストアの知名度が上がっているかどうかが目で見て分かりやすいです。
2.製品のイメージが湧きやすい
InstagramはTwitterなどと比べて写真の投稿が主なので、画像での宣伝がしやすく商品の概要が伝わりやすいです。
なので、買う側としてもイメージがしやすいので購入に繋がりやすいです。
3.他媒体への柔軟性
InstagramはFacebookに買収されている為、Facebookとの互換性が最強な他、月額で課金すればTwitterへの広告も貼れます。
なので他サービスとの連携が取りやすく、顧客の流動性がとても良いです。
Shopifyについて
Shopifyとは
この記事のタイトルにもあるShopifyですが、これが公式サイトです。
簡単に言うと、Shopifyとは「個人のネットショップの仲介」を担うサービスです。
理念は…
日本でも世界でも売れるために必要なものの「すべて」がここにある
を掲げています。
つまり、メルカリは日本がマーケットなのに対して、Shopifyは世界までマーケットを広げることが出来ます。
画面はほぼBASEと一緒です。
マーケットが全世界に向けてなので、アクティブユーザー数が膨大だったり、13兆円を超える売上を達成しているなど国内サービスと比べて規模がかなり大きくなっているのが特徴です。
もちろん他通貨にも対応しています。
ブロックチェーン技術も使われているので、セキュリティの面でも安心です。
最近Instagramでよく見る広告はこのShopifyを使っている事が多いです。
料金の方は、初めの2週間は無料で、その後は3000円/月になっています。
しかしShopifyにはそれ以上の価値があります!
Instagram × Shopify
ここからが本題…
Instagram × Shopify
Shopifyには、元々Instagramと連携するための機能が付いています。
先ほども言ったように、Shopifyは全世界がマーケットなので市場規模めちゃくちゃデカイです。
しかし、日本ではこのShopifyを使って物を買っている人は沢山いても、実際にShopifyで自分のストアを運営していると言う人は現時点ではかなり少ないです。
つまり買い手は世界中に溢れかえっているのにも関わらず、まだストアを運営しているユーザーが少ない今こそ、一番のチャンスなのです。
84.7%
これが何の数字だか分かりますか?
正解は、Instagramの月間アクティブユーザーの割合です。
つまり、Instagramアカウントの85%が機能しているのです。
これほどの高い割合でユーザーが稼働しているという点にも、Instagram物販の可能性が光っています。
この、「機能している」というのは、ストーリーや投稿をしたりと、何かしらの動きがあるアカウントの事です。
ちなみにこれがTwitterだと36%程度まで落ちます。
原因としては、Twitterだと一人で簡単にアカウントを量産出来てしまうからです。
ショッピング機能
更に、Instagramでは
「ショッピング機能」というものがあります。
これを使う事で、Instagram × Shopifyの強みをより引き出す事が出来ます。
導入方法についてはこちらの記事が分かりやすいので参考にするといいです。
ショッピング機能を使う事と、ユーザーがその投稿画像をタップした際に「商品名」と「金額」が書かれたタグが表示されます。
そのタグからは直接商品詳細ページに飛ぶ事ができ、さらにそのまま「ウェブサイトで見る」をタップするとブランドのECサイトに遷移し、購入までする事ができます。
つまり、ユーザーが投稿を見て気になったその一番モチベーションが高い状態のときにそのまま購入までの導線を作れるので、購入率を格段にあげる事が出来るようになります!
ここまで、Instagram × Shopifyのメリットをいろいろ話してきましたが、これらは全て「安定したフォロワー数」があって初めて出来る事です。
実際、Instagram × Shopifyで利益を出せる目あすとしては
フォロワー5000人
と言われています。
ちなみに、フォロワーが1万人を超えるとストーリーにもリンクが貼れるようになるので、ここにShopifyのリンクを貼ると更に顧客のの流動性が早くなります!
Instagramフォロワーの増やし方
あくまでもコミュニケーションツール
ビジネス用にInstagramアカウントを作るとはいっても、あくまでもInstagramはビジネスツールでは無くコミュニケーションツールです。
ビジネスマンのみを相手に商品を売るわけではないので、それを忘れてはフォロワーは伸びません。
フォロワーと仲良くなる事を意識しましょう。
いいね、コメント、ストーリー、コメント返し、いいね返し、DM返し…etc
ここからは、物販用アカウントのフォロワーを増やすための具体的な運用方法について解説します。
フォロー編
最初のうちは怪しいビジネスマンをいいねしている人を片っ端からフォローしていきます。
割とフォローが返ってきやすい傾向がありますが、ここで2日間経ってもフォローが返ってこないアカウントはアンフォローしていきます。
ある程度までフォロワーが出来たら、次は大学生をフォローしていきます。
大体1000いいねくらい貰えるようになれば完璧です。
投稿編
まず、加工は統一しましょう。
そして、投稿内容はコンセプトを決めます。(食べ物なら食べ物だけ)
そのコンセプトは自己紹介欄に書いておくと、アカウントを訪れた人が分かりやすいので高得点です。
投稿のクオリティーに関してはそこまで凝らなくても大丈夫です。
ストーリーの頻度は1日1投稿くらいで、常にリアルタイムのストーリを投稿するようにしましょう。その方が親近感が湧きやすくなります。
カッコ良い投稿やストーリーを載せる事も大事ですが、あくまでビジネスツールではなくコミュニケーションツールです。
見栄を貼った投稿ばかりせずに、実際の自分を出してフォロワーと仲良くなることが最優先です。
エッジランク制
Instagramはエッジランク制を起用しています。
エッジランク制とは、簡単に言えば「投稿時間がバラバラで表示されている」形態です。
上から投稿を見てみると「2時間前」「5時間前」「3時間前」…と言う風にバラバラです。
対してTwitterはタイムライン制で、投稿時間が新しいほど上にきます。
そして、このエッジランク制においての投稿の表示順序は「親密度順」です。
それが特に分かりやすいのは「ストーリーの表示順」です。
ストーリーの左から順にエッジランク、つまり親密度が高い人になっています。
このエッジランクは上がったり下がったりするので、先ほど言った様にフォロワーとコミュニケーションを取り、親密度を上げる事を意識しましょう。
沢山のフォロワーをもつInstagramを構築する事が出来れば、インフルエンサーとして活動の幅を広げる事が出来ます。
例えばインフルエンサーとしての企業PRだったり他のインフルエンサーの方とのコラボ商品を出したり…
そして何より、Instagram × Shopifyの活動で膨大な利益を出す事が可能になります!
Shopifyは是非おすすめなので、Instagramで物販を始めようと思っている、またはやっているけど数字が伸び悩んでいると言う人は試してみてはいかがでしようか。
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