こんにちは、ツキコマです。
令和になってしまった今、老後になった時に国からの年金などは全く期待できないと言われていて、各個人の力でどうにかしよう!(ざっくり)というニュースが溢れかえっています。
国ですらそんなことを言っている現在は【個の力】が重要視されていて、個人の力で老後の蓄えを作る方法を模索している人が非常に多くなっています。そんな中、自分の力で蓄えを作るために資産運用などの仕方を調べていると、非常にいろいろな単語が出てきます。
そこで今回はタイトルにもある通り、「資金」と「資産」という二つの単語について、それぞれがどういうものかという事と、それらの違いについて解説していこうと思うんですが
ほとんど同じなんでしょ?
と思う方も多いと思います。
ですが実際には全く異なるもので、これらを使い分けることによって、将来の負担を格段に減らすことができます。
そして初めに大事なことを言っておくと、我々がこれから貯金を作っていくにあたっては、「資金」よりも「資産」の方が圧倒的に大事になってきます。
一番の違いはどこにあるのか
初めに一番の違いを言います。
資金は現金として自分が自由に使えるお金ですが、資産というのは現金ではないので、自分がすぐにそれを使うことはできません。
また、資金は自分が働くことによって増やしていきますが、資産は自分が働いて増やすのではなく、お金に働いてもらい増やしていく。という違いがあります。
お金に働いてもらう??
これに関してはよく分からないと思うのでこの後で解説していきます。
大きくこの二点が資金と資産の違いになります。
たまに、この違いは金額の違いなんじゃないかとか、用途の違いなんじゃないかと思っている人もいますが、それは違います。
そもそも、この金額の違いとかって、あくまでその人の気持ちの問題です。その金額が多いと思うか少ないと思うかも個人差がありますし、用途の違いもその人がどう使いたいかの問題です。
資金と資産の間には、個人観の違いではなく、誰が見ても分かるような明確な違いがあります。
資金とは
ではまず資金とは何なのか。
これはとても簡単です。
一言で言うなれば、「今すぐにでも自由に使えてしまうお金」です。
具体的には、あなたが今財布に入れている現金や、銀行に預金しているお金ですね。
それと、あなたが将来もし何かあった時のために大切に取っておこうとしている、へそくりなどもその1つです。使おうと思えばすぐにでも使えますしね。
そして、これら「資金」には共通することがあり、それは
置いておいても増えない
というところにあります。
そんなの当たり前じゃん
そう思うかもしれません。
ですが、この増える増えないというがこの記事のキーワードになってきます。
資産とは
先程、キーワードという言葉を使った時点で察しのいい方は気づくかもしれませんが、こちらの「資産」はには
置いておくと増える
という特徴があります。
とは言われてもあまりピンと来ないかもしれないのでいくつか具体例を出すと、株式や投資信託、不動産などです
これらは、先述した資金とは違い、自分が使いたいときにすぐに使えるお金ではありません。
なぜなら、これらは「お金」ではなくただの「物」だからです。
なぜ資金より資産の方が良いのか
冒頭で、「資金よりも資産の方が圧倒的に大事になってきます」と言いました。
その違いはこの増える増えないというワードが理由になっています。考え方としては、自らの資金を資産に投資して、その資産がある限り何もしなくても資金が増えるという感じですね。
分かりづらいと思うので、ここでも具体例を出していきます。
この様に、資金を資金としてではなく資産とすることで、10年間放っておいただけでも2400万もの差が生まれてしまいました。
このような知識がない人では、どんなに仕事を頑張っても、知識のある人には収入で勝つことは出来ませんよね。
資金を出来るだけ資産に変えていく
そしてこの資産に関しては、当然資金よりもワングレード上のものとなっています。
どういうことかというと、仕事やビジネスなどを頑張ればお金が稼げる、つまり資金が増えるわけですね。
このように、まずは資産ではなく資金からのスタートになるわけです。
そこで自らの知識を使って資産に変えていくので、簡単にいうと、資産を保有しようとすると資金よりも一手間加えないといけないわけですね。
これが、資産は資金よりもワングレード上ということです。
そしてこのワングレード上の物を保有するためには、やはりそれなりの知識が無ければ難しいでしょう。
しかしこれらの知識をつけ、自らのスキルにすることはこの先早かれ遅かれ、不自由しない暮らしをしようと思ったら避けては通れない道です。
知識はあって損することはないので、是非興味のある人は勉強してみてはいかかでしょうか。
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