この記事を読んでいる人は自分自身の才能について、何かしらの悩みがある人だと思います。

自分の得意な事ってなんなんだろう

自分にしか出来ないことってなんだろう…

今の仕事って自分に合ってるのかな…
しかし、才能というのは全員が生まれして持っているので、あとはそれを生かすも殺すも自分次第です。
しかし、せっかくの才能をきちんと使えている人というのはごく一部の人だけです。
そこで今回は、心理学の知識も織り交ぜながら
自分の才能はどこにあるのか
自分は何が得意なのか
という事を解決していこうと思います。
個人が元々持っているもの
まず才能の前に、人間が生まれつき持っている個性には、重要なものが3つあります。
- 創造性
- 論理性
- 共感性
この3つです。
人間はこの「創造性」と「論理性」と「共感性」をすべて持っています。
そして個人によって、この3つの性質をどれくらい持っているかは違います。
それぞれについて軽く説明します。
創造性
創造性は、誰もやった事がないような新しいものに価値を見出すことが出来る力です。
創造性があれば誰も思いつかないような、そんな新しい観点から物事を考える事が出来ます。
論理性
論理性は、数字など論理的に物事を評価できる力です。
論理性があれば、データや過去の統計などから正確な判断で最善手を打つ事が出来ます。
共感性
共感性とは、その場の空気や人の感情を読むことが出来る力です。
共感性があれば、人と話す時などにそのばの雰囲気に応じて臨機応変に対応する事が出来ます。
そもそも才能とは?
では話を戻して、そもそも才能とは何なのでしょうか。

才能がない…
と嘆いている人は、一体どんな力が手に入れば「才能がある」と感じれるのでしょうか。
「才能がある」というのは、言い換えれば「人よりも得意な事がある」という簡単な考えに辿り着きます。
そして、その「得意な事」を分類分けして考えると、「才能」の種類も大きく3つに分ける事が出来ます。
- 天才
- 秀才
- 凡人
と、この3つに分類する事が出来ました。

え、分類というよりただ優劣を付けただけじゃん
そう思う人もいるかもしれませんが、この3つの間に優劣はありません。
それぞれに、それぞれにしか出来ない事があります。
天才
天才は独創的な考えや着眼点をもちます。
そのため、多くの人が思いつかない方法で物事を進めたり、そのアイデアを生み出す事が出来ます。
天才の思考は、今の状態を更により良くするという意味で既存の考え方より独創的な新しい考え方を好む事が多いです。
独創的な考えを好むので、それぞれが自分の世界を持っています。
天才の行動のガソリンは「好奇心」である事が多いです。
秀才
秀才は論理的に物事を考える事が出来ます。
そのため、システム、数字、ルールを大事にし、堅実的にに物事を進めることが得意です。
秀才の考え方は、その物事が理にかなっているかどうかで物事を判断します。
なので自分の行動や考えには何かしらの根拠を持っています。
秀才の行動のガソリンは「責任感」である事が多いです。
凡人
凡人はその場の雰囲気を敏感に読む事が出来ます。
そのため、相手の気持ちを読んで反応を予測しながら柔軟に動く事が出来ます。
凡人の考え方は、相手の考えに共感できるかで物事を判断します。
なので、自分の持っている信念が時間と共に変わる事が良くあります。
それぞれこのような特徴があり、どちらが上でどちらが下とかはありません。
しかし人数的には、凡人が圧倒的多数を占めています。
そしてもちろん、それぞれいいところだけではなくてそれぞれに弱点もあります。
その弱点は「お互いの関係性」にあります。
それぞれのデメリット

互いの関係性が弱点になってるってどういう事?
これは、お互いがお互いを殺し合っているという事です。
とは言ってももちろん物理的に殺しているわけではなく、お互いがお互いの能力を相殺してしまっているのです。
しかし良くわからないと思うので、それぞれについて見ていきましょう。
天才
天才の弱点は、大多数の人に理解されない事です。
日本では、理解し難い発想や行動は基本的に拒まれます。
なのでもし天才が新しい独創的な考えを思いついたとしても、それが世の中に受け入れられるのは難しいですし、なかなか時間がかかります。
世界的に見ても、天才的な科学者や数学者も最初は非難され続け、しばらく時間が経ってから世の中に理解されるようになってきます。
天才はその人にしか理解できないような世界に入り込んで考えてしまうので、せっかくの発想も、大多数の凡人から馬鹿にされて終わってしまいます。
秀才
秀才の弱点は、自分の努力が理解されない事です。
先ほど、秀才はルールを大事にし、堅実的にに物事を進めることが得意と言いましたが、言い換えれば努力家である事が多いです。
また、今まで凡人だったのに努力で秀才になる人もいるので、この3パターンの中では一番積み上げ型です。
しかし自分が憧れを抱いているような天才にはどんなに頑張っても到達できなかったり、自分はただ努力をしているだけなのに、凡人からは「あなたは天才だから出来るんだよ」と言われてしまう。
凡人
凡人の弱点は、秀才から下に見られる事です。
先ほども言ったように、秀才は凡人の延長戦上にいる事が多いです。
なので自分なりに頑張っていても、秀才からすれば「なんで出来ないの?」「なんでやらないの?」と思われがちです。
そして天才からは興味すら持たれていないことが多いです。

自分は何に当てはまるのか

じゃあ結局自分はどれなの?
ここまで読んでそう思っている人が多いと思います。しかし実は…
自分の中には既にこの3つの自分がいるのです!

…え?どういう事??
気付いている人はもう分かっていると思いますが、冒頭に出てきた
創造性は天才に
論理性は秀才に
共感性は凡人に
それぞれ対応しています。
つまり、自分の中に存在する創造性と論理性と共感性の比率が、自分の中の天才と秀才と凡人の比率という訳です。
それぞれを活かす方法と説明能力の差
それでは肝心の、「それぞれの能力をどこで活かせばいいのか」についてです。
天才(創造性)
創造性が活きる主な分野としては、起業、新規開拓、新規事業などです。
これを見て、「じゃあ起業しよう!!」となる人は流石になかなかいないとは思いますけど、新規開拓、新規事業くらいならその気になれば出来るのではないでしょうか。
例えば、自分なりに考えた新しいビジネスを初めてみたり、会社に新しいプロジェクトを提案してみたり…
ただ天才には自分の世界があるので、起業したり何か新しいことを始めても、説明してもなかなか伝わらず、それは同じ天才にしか理解できない事があります。
やり方は人それぞれですけど、自分の中の創造性に自信がある人は少し挑戦してみたらどうでしょうか。
秀才(論理性)
論理性が活きる主な分野としては、組織、マネジメント、数字、教育などです。
論理的に考える事が出来ると、組織の一員としての動き方や逆に仕事の振り分けが上手く出来ます。
後は論理的に順序立てて説明出来るので、マネジメントや教育などが得意です。
また、既存のビジネスモデルを自分なりに試行錯誤して最善の形で展開していく事も得意なので、堅実な努力と継続があれば可能性は無限大です。
凡人(共感性)
論理性が活きる主な分野としては、言葉、営業、マーケティング、SNSなどです。
何よりも、共感性が持つ力は「言葉」です。
堅苦しい言葉を使わずに自分の感情を言葉に乗せるのが一番上手いので、言葉の影響力で他人の共感を得る事が出来ます。
天才や秀才が相手だとなかなか相手にされない事もありますが、世の中は凡人の割合が圧倒的に多いので、この共感を誘う能力が使えればかなり汎用性があります。
例えば面と向かって話す営業だったり、大勢に自分の声を届けるSNS集客だったり…
まとめ : 結局どうすればいいのか
配られたカードで勝負する
言わば創造性や論理性や共感性は個人に配られたカードです。
その割合を努力で変えようとすると、かなりの時間がいりますし血の滲むほどの努力が必要です。
なので、少しでも早く結果を出すためには自分の持ちうるカードを使って戦うのが一番の近道です。
凡人がその高い共感性を使って営業などの分野で戦っているといずれその分野が伸びてきて、その分野において営業の「天才」言われるようになるかもしれません。
自分のカードを理解する
この記事を読んで、まずは自分のカードを把握しなければいけません。
今までの自分の行動や周りからの評価を元に、自分には何の才能があるのかを考えてみましょう。
創造性が高いなら自分のアイデアを形にしてみる
論理性が高いなら理にかなった思考力を武器にする
共感性が高いなら強力な言葉の力を武器にする
そして戦う分野を決めたら、それを鍛えて自慢の「才能」として使っていきましょう!
もしこれを読んでいるあなたが現在学生であれば、既にこのような記事を読むアンテナの高さをとても誇れるものです。
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