はじめまして、つきこま(@tsukikomablog)です。
今回は、大学生時代に約1年弱MLM活動を行っていた僕が、MLMをやるにあたってトラブルを避ける為に気をつける点に関して書いていこうと思います。
この記事の前半では具体的に起こりかねないトラブル3選を紹介し、後半に実際に気を付けるべきポイントに関して書いています。
MLMは合法だからといって何も考えずに勧誘活動をしていると、僕のように痛い思いをする事になります。
僕が過去に経験した痛い思いに関しては、この記事を参照。
では、本編です。
具体的に起こりうるトラブルTOP3
実際にマルチ業界に足を踏み入れてみて分かった、よくあるトラブル上位3位を紹介します。
それぞれについて詳しく解説していきます。
第1位 友人関係の崩壊
気づいたら友人がいなくなっていた!(笑) なんて事はマルチあるあるですね(笑えない)
MLM活動というのは、絶対に自分以外の誰かを巻き込んで行うビジネスになります。
例えば投資やアフィリエイト、物販やyoutubeなどは自分一人で頑張って成果を出していきます。
しかしMLMは自分一人ではなく誰かを勧誘して利益を出してくので、どうしても対人関係でのトラブルが起こりやすいです。
当然MLM活動をする為には人とアポイントを取り、カフェやどこかで会う必要があるのですが、アポイントの取り方というのは大きく分けて3つほどあります。
このトラブルはこのうちの「自分の元々の友人を誘う」というアポイント方法を取った時に起こります。
MLM活動はその性質上、誰かを誘い続けなければ利益が下がります
例えば友人を5人勧誘してある程度の利益が出たとしても、その後誰も誘わなければ自分の報酬がストップしてしまいます。
つまりMLMで食べていこうとした場合
常に誰かを勧誘し続けなければいけないのです。
なのでやっているうちに、明らかに誘うのが不自然な人を勧誘しなくてはいけなくなったり、本当は勧誘したくなかった友達にさえ勧誘活動をしなくてはならなくなります。
また当然、相手が自分の勧誘や営業内容に興味を持ったとしても
ここで自分がこの営業話に乗ればこいつにお金が入るんだよな
と思われることになります。すると
友達である俺のことをお金として見ている
と考えられて、一気に信頼関係が崩れることになります。
これは、どんなにうまく営業をしたとしても絶対に避けられません。
第2位 金銭関係の揉め事
二つ目はお金についてのトラブルです。
マルチ商法をやってる以上、多額のお金を相手に払わせることになります。
特にアルバイトで稼いでいるような大学生の場合、マルチで動く金額はとてもすっと出せる金額では無い事がほとんどです。
内容にもよりますが、一括で50万程度を払わせるところも多くあります。
当然そんな大金を一括で払える人なんてほぼいないので、基本は消費者金融を使わせるというやり方がほとんどです。
簡単に言えば借金させる訳です。
しかし相手が学生の場合、相手の親がそんな事を許すはずがありません。
なので親には言わないように促しつつ、支払いまでを終わらせるのがスタンダードな方法です。
しかし毎回そんな事が上手くいくはずもありません。
自分が誘った子が借金している事がその子の親にバレたが最後、間違いなく自分の名前を出され、自分の親にも報告が行きます。
第3位の内容になりますが、最悪自分の大学や会社にも告発される事に繋がります。
また、金銭関係のトラブルで言うと、
稼げると言われたから多額の入会金を払ったのに全く稼げないじゃないか。金返せ!
と後から言われるパターンですが、これは流石に払った人が悪いのでまぁそこまで気にする事はないでしょう。
第3位 実社会からの処分
ある意味、これが1番恐ろしい事かもしれません。
一度自分の大学や会社にバレたが最後、処分はほぼ確実に受けると言っても良いです。
でも別に違法な事してる訳じゃないじゃん!
そんな事は当然です。
てかそもそも違法だったら処分とかじゃなくて警察のお世話になってます。
学校や会社からしたら、それが「違法か合法か」なんて事よりも
それが組織にとって悪影響を及ぼすか
これが問題視される事になります。
学生であれば、よくある懲戒処分の内容としては「停学」が多いでしょう。
これだけでも大学生活に悪影響を及ぼしますが、もし厳しい学校であれば最悪、1発で「退学」処分も有り得るかもしれません…
トラブルを避ける為に気を付けるポイント
ここからは個人が気を付けるポイントに関して話していきますが、まずは運営側のやっている対策に関して少し紹介しておきます。
会社(運営側)が気をつけているポイント
まずこういった危ないビジネスをしている会社は、いつでも消えれるようにしています。
事実こういった組織というのは長持ちせず、消えては名前を変えて復活しての繰り返しです。
また、会社内の資料や情報は基本口外禁止にしているところが多いです。
外部に広告を出していたり、HPも存在しないところがほとんどです。。
「完全紹介性」という謳い文句を使い、会員とその紹介者にしか組織の存在を漏らそうとしません。
また、入会する時に貰う契約書には、その組織の会社の事務所の住所や電話番号が乗っている事が多いです。
自分のところは健全な会社だから大丈夫と思っていても、一度実際にその住所に行ってみたり、匿名で電話してみると良いでしょう。
かなりの確率でそこにきちんとして事務所など存在しないですし、電話をかけても出ません。
その場では電話に出ず、「用件を録音してください」となってメッセージを送れるのみです。
これは、向こうにとって都合の悪い電話に直接対応するのではなく、用件を聞いた後に会社側で対応を練ってから返答する為でしょう。
このように、健全な事業をしている会社とは違い、常に警戒を怠りません。
個人の会員が勧誘の際に気を付けるポイント
個人が気を付けるポイントの結論としては、運営側が気をつけている点と似ています。
それは、
自分が勧誘しているという情報が周りに知られるのは最小限に留める
という事に留意しなければいけないのです。
その為に守らなければ行けない事として、絶対に勧誘してはいけない人がいます。
それが
現在、実社会で自分と同じ組織に所属している人
です。
これはどういう事かと言うと、例えば大学生であれば同じ大学の友達など。
社会人であれば当然自分の会社の人間や、あるいは自分の会社と関わりのある取引先の人間などです。
このあたりの人間を勧誘しようものなら、自分の悪名が一瞬で自分も周りにも広がり、間違いなく処分の対象になるでしょう。
たとえ仲の良い友達だとしても、噂はどこから広がるか分からない為、必ず避けましょう。
では、ベストな勧誘相手は誰なのかと言うと先ほどの逆で、
現実世界において自分と関わりの無い人
です。
つまり、その人からどんなに悪い印象を持たれたとしても、それが絶対に自分が勧誘したという情報がその人以外に伝わることの無い状況にしなければいけません。
実際に、今流行りのマッチングアプリのユーザーの中には一定数の勧誘目的の人が紛れています。
こういったように、ネットで会った人なら「共通の知り合い」がいない上、自分がどこの大学でどこに住んでいるなどもいくらでも隠せます。
ですので、もし勧誘に失敗した場合でも、その人との縁を切る事でそれ以上のリスクを残さない訳です。
また、このようにする事で、友人関係の崩壊を完全に阻止できる他、後々になって金銭関係のトラブルにも繋がりづらいです。
まとめ
自分が勧誘しているという情報が、実世界で所属している組織にバレないという事が一番気をつけなければいけないポイントです。
ですので、誘うべき人としては
- マッチングアプリ等で会った人
- 飲みの席などでたまたま知り合った人
など、共通の知り合いが絶対におらず、自分の事もあまり知らない人に限定した方が良いでしょう。
それに、こうする事で元々の友達と違って誘える人数に上限がなくなるので、単純に数も稼ぎやすくなります。
また、友達の友達なども、一見良さそうに見えて簡単に噂は広がってしまうので避けましょう。
気をつけすぎくらいが丁度良いです。
ここまで読んでくださったあなたなら、今MLMについて色々と悩んでいる事もあるかと思うので、よければこのページの下部にある関連記事からも、いろいろと読んでみると参考になる事があるかもしれません。
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