こんにちは、ツキコマです。
日本の経済状況が破綻へと進んでる今、国からの支援や会社からのお給料ではなく、個の力で、自分自身のスキルで稼いでいこうと言う人たちが急増しています。
そうすると必然的に、そのスキルを教えるためのスクールの需要が高まってきます。となるとそこに大きな市場が生まれるわけですね。
そんなわけで、ここ最近は「個人で稼ぐ力を身に着ける」と謳うビジネススクールが急増していて、それに伴い特に学生や若者の間でそれに通っている人が急増しています。
しかし、そんなスクールの中には様々なものがあり、本当に稼げるようになるところもあれば、入会金だけ取られてほとんど何も得られないような悪質なところもあります。
実際に僕自身が以前このようなビジネススクールに通っていて、そこにはいろいろなビジネススクールを転々としてきた人もたくさんいて、様々なビジネススクールの実態と、そこに通った結果を聞いてきました。
そこで今回はタイトルにもある通り、数あるビジネススクールにおいて怪しいスクール、つまりお金だけ取られて全然稼げるようにならないところと、きちんとフォロー体制がしっかりしていて稼ぐためのスキルを身に付けることが出来るところの見分け方について話していこうと思います。
「楽に」や「誰でも」はあり得ない
まず前提として、最初から楽に稼げるようなビジネスモデルなどどこにも存在しません。もしあったらそんなものは人に簡単に教えません。
アルバイトだろうと正社員だろうとビジネスだろうと「抜け道」などはなく、初めは絶対に努力が必要です。なので
楽して稼ぎたいからビジネスやるんだー
という考え方の人はまず稼げないのであしからず。
しかしそうは言っても、会員数を増やしたいスクールの人達からすると「楽して稼げるよ!」と言った方が会員を増やしやすい訳ですね。
なのでたまに入会する前の説明の段階で、「楽に稼げるよ!」とか「簡単に稼げるよ!」などと言うところがあるみたいですが、全くのデタラメです。
そして、そんなデタラメをプレゼンの段階で言うようなスクールは言うまでもなく信用できませんので、早めの撤退が賢明かと。
「誰でも稼げるよ!」という謳い文句も同様で、スクールに入ってもやはり向き不向きはあるので、全員が全員稼げる事なんかはまずありません。
なので「楽に」や「簡単に」や「誰でも」などを言ってくるスクールは基本的に信用しない方がいいです。
きちんと、「努力すれば稼げるようになるけど、努力しないと稼げないよ」と言っているところの中で選びましょう。
オフィスに行ってスクール生と会わせてくれる
結局、プレゼンがいくら良くても、そのスクールの実態の居心地が悪くては続きません。
それに、同じスクールのメンバーはこれから一緒に活動していく大切なパートナーになるので、入会する前にきちんとそのスクールの中身を見ておきましょう。
たまにオフィスがないところなどもあるようですが、そんな「オフィスを作る余裕もないスクール」は論外です。すぐに候補から除外しましょう。
そして、そのスクールに通っている人たちと話しておくと言うのは最低条件です。
それはそんな重要じゃない気がするけど…
例えば、そのスクールに一年通っている人が全然お金に余裕がなさそうとか、清潔感のない服装をしているとかだったらどうですか?一気に信用できなくなりますよね。
入会してからそれに気づいた、というようにならない為にも入会する前に「偵察」はしておきましょう。
金策に付いてきてくれるか
そして実際に入会するとなると、まずは入会金の用意からです。金額はスクールによりますが、目明日としては30~50万前後です。そして支払い方法としては、大体のところは「キャッシュ一括払い」です。
そしてこの入会金何十万という金額をすぐにほいと出せる人はなかなかいません。
なので最初はその金額を作る作業(金策)から入ります。
主としての手順としては、学生であれば学生ローンと消費者金融、社会人であれば消費者金融でお金を借りることになります。
日本人であれば、借金と言えば悪いイメージですし、特に学生であればほとんどの人がここで初めて経験することになります。なのでこの作業には勇気がいりますし、とても不安になります。だからこそ、そこでの対応でそのスクールが面倒見がいいかどうか分かります。
たまたま僕が通っていたところではその金策の作業に自分の紹介者とスクールの方が付いてきてくれたので心強かったのですが、スクールによってはその作業を完全にほったらかしにされ、自分で行ってきてねと言われるところもあるそうです…恐ろしいですね。
こういった一つのことですらサポートしてくれないようなところに入っても稼げるようになんてなるわけありません。
入会してからもクーリングオフ期間を使う
さて、金策まで終わらせていよいよ契約完了、いざ入会!という段階まできました。
しかしここにきてもまだスクール選びは終わっていません。ここからは、クーリングオフ期間を利用していきます。
こういったビジネススクールでは連鎖販売取引(ネットワークビジネス)を使って会員数を増やしているところがほとんどなので、そういったところではwikipediaにも書いてある通り「20日間」がクーリングオフ期間として設定されています。
でも三週間もないくらいかぁ
短いように思うかも知れないですけど、クーリングオフの仕組みの中ではかなり長い方です。それに、三週間程度あれば、何回かスクールのイベントにも参加できますし、その中でたくさんの人と話せばそこの実態はほぼほぼ把握できると思います。
実際にそのスクールが良いものだったのとしても、自分との相性や居心地の良さなども個人差がありますしね。
とはいえ、念の為入会する前にきちんとクーリングオフ期間がどれくらいあるのかは聞いてから入る方がいいでしょう。もし期間が極端に短い場合などはかなり怪しいので避けた方がいいでしょう。
ここまで念入りにスクール選びを行えば、ほぼ間違いなく失敗することはないでしょう。
とは言え、結局ここまでいろいろ言ってきましたけど、何をそこで学ぶかも大事ですが、「誰と」学ぶかというのも同じくらい大事です。
稼げる稼げないにこだわり過ぎず、自分にとっての大事な人や親友などと一緒になにかを頑張るというのはそれだけでもお金以上の価値があるかもですね
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