大学生と言えば学業以外にもサークルや旅行、仲間と飲みに行ったりと遊び忙しいという人も多いと思います。
しかし、やはりいざ遊ぼうと思うと何をするにもお金がかかってきますからバイトは必要不可欠です。
バイトをしている時間というのは決して短くはないので、何のバイトをするかによって学生時代の満足度は変わってきてしまいます。
今回はそんな数あるアルバイトの中でも、比較的オシャレなイメージがある「カフェ店員」について話していこうともいます!
おすすめポイントと向いている人
カフェはファミレスや居酒屋などその他の飲食と比べて非常に客層がよく、店内が静かです。
なので、静かな場所が好きな人や落ち着いて仕事をしたい人にはおすすめです。
また、もちろん常にカフェの中にいるのでコーヒーの香りがします。なのでコーヒーが好きな人にとってはとても居心地が良いです。
さらに働く事で自分が家でカフェラテなどを簡単に作れるようにもなるのでそういった利点もあります。
スタバとかのメニューが多いところだとコーヒーの種類に詳しくなれるというのもポイントです。
あとは、カフェの制服のエプロンがオシャレでかっこいいというのもあるのでそこでモチベが上がったりします。
そんなカフェ店員ですが、仕事現場に関しては実際にコーヒーを作っているところを客として見れたりと、店員と客の隔たりが少ないのが特徴です。
なので、どんな感じで働いていて雰囲気がどんな感じかというのは結構イメージしやすいと思います。
見ててもあんまり忙しそうなイメージはないけど…
では実際に店員になったらどんな仕事内容があるのか、そしてどれくらい忙しいのかを見ていきましょう。
仕事内容と忙しさ
忙しさに関して、結論から言うとそこまで忙しくはないです。
時間帯別で見ると、12-14時のお昼時が1番混んでいることが多いです。
とは言っても暇な時間があるとかそういう事ではなく、常に何かしらやることはありますが一つ一つの業務が割と単純なので、あまりバタバタすることがありません。
ではその業務内容を解説していきます。
カフェ店員の立ち位置は大きく分けて3つに分担されます。
それぞれの業務内容について詳しく見ていきます。
カウンター
カウンターの主な仕事はレジ打ちとドリンク作成です。立ち位置としては客が直接接するところで、先ほど
見ててもあんまり忙しそうなイメージはないけど…
と思っていたのはこのカウンターを見ている感想というわけです。
実際カウンターの人の業務はほとんど客から見えているもので全てなのであまり特筆することもありませんが、軽くコーヒーを作る工程でも書いておきましょう。
基本的なコーヒー単体などであれば、すでにボタンを押せば特製のブレンドコーヒーが出てくるようになっているところがほとんどなので何も問題もありません。
とは言っても、やはり時間が経てば味も落ちてしまうので1時間に一回程中身を交換します。この時間は店舗やコーヒーの種類にもよりますが。
シンプルなコーヒーが頼まれた時はめちゃ簡単なんだね
カウンターの人が実際に自分たちで作る作業に取り掛かるのはカフェラテなどが頼まれた時です。
店や種類によっては結構複雑なのもあるけど、教えてもらえば誰でもできるようなものが多いので
私にできるかなぁ…
とかの心配はいりません!
あとカウンターのやる事といえば、基本はカウンターで客に商品を渡しますが、混んでいたりコーヒーが切れてしまったり、時間のかかるフードを頼まれたの時のように多少時間がかかる場合は客に番号札を渡していきます。
そしてそのメニューを対応する番号札の卓に持っていくのは次に紹介するウォッシャーの役目です。
ウォッシャー
ウォッシャーの主な仕事は店内のホールケアと、カウンターとキッチンのサポートです。
ファミレスで言う所の、「フロア」の仕事に当たります。
店内のホールケアはどんな仕事があるかというと、返却棚に客が置いていったグラスやお皿を定期的に回収していっぱいにならないようにしたり、団体客が退店したら机を離して元の状態に戻したりします。
カウンターとキッチンのサポートというのは、先ほど言った「メニューを番号札の卓に持っていく」というのもカウンターのサポートになります。
キッチンのサポートしては、キッチンの人が食器洗いを効率化するために、ウォッシャーの人は返却棚から回収したグラスなどをそのままシンク(自動洗浄機)に入れます。
汚れていないものやストローで飲んでいて口を付けていないものはこれで良いのですが、口紅が付いていたりと汚れているグラスはスポンジで洗ってから入れます。
キッチン
キッチンは名前の通り、フードメニューを作っています。
メニューはもちろん店によって違いますが、サンドイッチやグラタンなどを作ったり、シンクで洗われた食器を拭いたりします。
そしてキッチンの仕事はもう一つあって、次の日の仕込みもします。
例えばどんな事をするかというと、少しでも早く提供できるように予めパンを切っておいたり、グラタンのホワイトソースを作っておいたりします。
職場の雰囲気
職場の雰囲気ですが、冒頭にも言ったようにとても落ち着いています。
注文が沢山きたからと言って店員がバタバタ焦っていたら店内の雰囲気が台無しです。なので、基本はきちんと余裕を持って人員が配置されているところが多いです。
そして、カフェで働いている人もやはりそのカフェの雰囲気が好きな人が多いので、温厚でかつ清潔感のあるしっかりとした人が多いです。
またキッチンなどの客と直接関わらない所であれば、バイト仲間と話しながら作業も出来るので結構居心地は良いです。
ここから先の項目は店によって違ってくるので参考程度に。店ごとの詳しいルールはそれぞれのカフェで働いている人に直接聞いてみるのが一番正確な回答が返ってくるでしょう。
休憩とまかない
廃棄になる食品系を持ち帰る、又はその場でまかないとして食べる事に関しては、一応店のルールとして公式ではダメにはなっているものの、店長がいない時なんかはカフェ内で食べてもいいし持ち帰っても良い風潮がある所が多いです。(公式でokのところもある)
ただ、これはクローズ(閉店時間)までいた人だけです。なぜなら食材系はクローズの時に廃棄になるやつを持って帰るからです。
クローズ時以外にも18時とか定期的に食品系の廃棄はありますが、その時のやつは確実に廃棄してしまうので持って帰れない事が多いです。
シフトの提出と柔軟性
シフトの提出については、半月又は1ヶ月置きに提出します。
シフトの確定については、一度店長が全員のシフト希望を集めてからそれらを使って調整して確定となります。
そして、もしシフトが確定してから
この日急用が入っちゃった!!
という直前でのキャンセルをしたい場合は、自分の代わりを見つけてから店長に報告して変わってもらう事になります。
見つからんかったら店長がどうにかします(かも)(店長の慈悲深さによる)(知らんけど)
研修について
もちろん最初から実務に放り出される事はないので、まずは研修から始まります。
これもに関しても店によって違うので、自分が正確に知っている店舗を例に出して説明します。
研修時間は2時間を5回の計10時間あります。
1回目は店の説明やルールの把握、メニューの説明とか仕事の概要を教えてもらいます。
2回目から4回目では先輩の横に付きながら学んだり業務にちょっと触れてみたりします。
5回目では実際に自分で業務をやってみて、ある程度こなせるかをテストします。
それが終わればいざ実践投入となります。
懸念点
おすすめポイントや向いている人がいれば、当然大変な点やこんな人は向いてないかもしれない…という人もいます。
まず飲食店だったらどこもそうですが、仕事中はお互いのコミニュケーションが必要になります。
なので人と喋るのが極度に苦手だったり、一人で淡々と仕事をしたい人には向いていないかもしれません。
後は、髪色やネイルが派手だと飲食は出来ないので、そこにこだわりがある人も厳しいかもしれません。
結局、1番カフェバイトが向いている人というのはカフェが好きな人です。
常にあのオシャレで落ち着いた雰囲気の職場で働けるので居心地が良いと思います。
そしてもう1つ。カフェバイトは女性の比率の方が大きい上に少人数で働くので、ほとんどの人と話すことになります。
すると、男性からすると彼女が出来やすい職場とも言えます!
理系の学生などは大学ではほとんど男子みたいな状況だと思うので、こういった女性の方が多い環境も体験してみると楽しいかもしれません。
職業柄美男美女が集まりやすいということもあるので、女性陣からしてもイケメンを見つけるにはもってこいの場所とも言えます。
そんな感じで学生にはオススメできるバイトのひとつなので、是非候補に入れてみてはいかがでしょうか。
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