FXでレンジ相場での手法を使ってる人はほとんどいないと思うので、この記事を読んでいるのはバイナリーオプションを勉強している人がほとんどだと思います。
僕はBOをレンジ手法で始めました。最初はまぁまぁ勝てていたのですが、3ヶ月ほど経ったある日から急に勝てなくなってしまい、それまでに得た利益を溶かしてしまいました。
急になぜか勝てなくなった…
このままではダメだと思い、心機一転してトレンド手法で8割以上の勝率を出している人に相談してトレンド手法を教えてもらうことにしました。
そこでその人が持つ知識をいろいろ教えてもらい、トレンド手法に切り替えました。
もちろん切り替えた直後はなかなかコツを掴むのに時間がかかりましたが、やっているうちに段々トレンド相場で勝てるようになってきました。
さらにそれからしばらくした後、久しぶりにレンジ相場での手法を使ってみようと思いました。
すると、しばらくレンジ相場は見ていなかったはずなのにレンジ相場の動きが前よりもよく分かるようになっていました。
なぜレンジ相場が分かるようになったのか
まず当然のことながら、レンジ手法はレンジ相場で使う手法です。なのでレンジ手法をレンジ相場でも無いところで使っても勝てません。
なので、まずはレンジ手法を使うためには「どこがレンジ相場か」が分からなければいけません。
トレンド手法も同様にして、どこがトレンド相場かが判別できないとそもそも勝てる訳がありません。
しかし、実はトレンド手法を使うにあたって一番難しいのは「レンジ相場かどうかを見分ける」ところです。
つまりトレンド手法の仕組みよりも、どこがトレンド相場なのかを見極める方がよっぽど難しいのです。
逆に、どこがトレンド相場なのかさえ見極められるようになってしまえば、トレンド手法においては8割は切らないという状況になります。
どこがトレンド相場なのかを判断する為には、15分足や5分足などの異なる時間足を見て相場全体の「状況」を考えるマルチタイムフレーム分析の技術が必要になってきます。
これを使って今の相場がトレンドかレンジかを判断します。
結論として、トレンド相場ばかり見ていたのにも関わらずいつの間にかレンジ相場が見れるようになっていたのはこの技術のおかげでした。
トレンド相場を把握することはレンジ相場を把握すること
極論、レンジ相場というのはトレンド相場でない場所とも言えます。
勉強熱心ではあるがまだあまり相場を見極められていない人というのは、レンジ手法自体はちゃんと理解しているのに、相場全体の「状況」を読めていないので、レンジ相場だと思ってエントリーしたポイントが実はトレンド相場の一部だった。なんて事がよくあります。
たとえ1分足で見たときに値動きが非常に安定しているからといってレンジ相場だと決めつけてしまうと、実はそこはトレンド相場のほんの一部である可能性は少なくは無いです。そこでレンジ手法を使っても勝てる訳がありません。
なので、マルチタイムフレーム分析を使ってトレンド相場を見極められるようになれば「レンジ相場だと思ったらトレンド相場だった」なんて事がなくなります。
レンジ相場の中でも特に安定している相場を選べる
トレンド相場以外がレンジ相場ということを言いましたが、トレンド相場以外だったらどこでもレンジ手法を適用していい訳ではありません。
レンジ手法は相場の動きが安定していれば安定しているほど勝ちやすくなります。
しかし初心者の頃に、今の相場が安定しているか安定していないかを見極められるのはなかなか難しいです。
そこで、本来トレンド手法の時にどれくらい値動きがあるかを調べるために使っていたマルチタイムフレーム分析が使えるようになれば、相場の全体の「状況」を確認する事が出来るので逆に「どれくらい落ち着いたレンジ相場なのか」を知る事が出来ます。
そのため、レンジ手法の中身はそのままでも、より安定したポイントを見極められるようになるので必然的に勝率を上げる事が出来ます。
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